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◆いびき1. いびきはなぜ起こるの?「いびき」は、睡眠中に上気道(のど)が狭くなり、空気が通るとき、のどが振動して音が鳴るものです。この部分はもともと狭いうえに、周囲に骨による支えがなく、眠るとのどの筋肉の働きが弱まってつぶれやすいため、息を吸ったときに吸い寄せられ、さらに狭くなって音が鳴るというものです。息を吸ったとき、のどの狭い部分は吸い寄せられていっそう狭くなりますので、吸ったときにいびきが起こります。吐くときにもかく「往復いびき」もあります。 2. 睡眠時無呼吸症候群大きないびきをかく、日中いつも眠い、夜中に何度も目が覚める、起きたときに頭痛やだるさを感じる…などの症状がある人は、睡眠時無呼吸症候群の可能性があり、検査を行い治療する必要があります。 睡眠時に、無呼吸(10秒異常の呼吸の停止)が1時間に5回以上など頻繁に起こり、昼間の眠気など様々な症状が引き起こされるのが、睡眠時無呼吸症候群です。無呼吸から身を守る覚醒反応が一晩に数百回も起こるので、睡眠はとぎれとぎれで、熟睡感のないものになります。そのため朝起きたとき頭が重く、昼間も眠気があり、集中力がなくなってしまうというわけです。 睡眠時無呼吸症候は人口の1〜2%もの患者がいると言われています。放っておくと、高血圧や心臓循環障害、循環障害などに陥ってしまう可能性もあり、注意が必要です。また日中の眠気のために、仕事に支障をきたしたり、居眠りによる事故の発生率を高めたりするなど、社会生活に重大な悪影響を起こします。 3. いびき治療器具終夜睡眠ポリグラフィという、睡眠中の脳波や呼吸状態、血液中の酸素の量を測定し、いい眠りが得られているかを検査します。この検査は、従来1、2泊の入院が必要だったのですが、当院では「バルスリープ」という小さく持ち帰ることが可能な機械をご用意していますので、ご家庭で睡眠前に付けていただき、測っていただくことができます。 健康な人でもいびきはかきますが、太っている人のほうがいびきをしやすいという傾向もあります。肥満で無呼吸などの症状の場合は、減量が必要です。※肥満のページをご覧ください。 |
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